
『me me she』 とは?
2006年12月06日にリリースされたアルバム『RADWIMPS 4~おかずのごはん~』に収録されたバラード。
RADWIMPS特有のリアルで心を掴む歌詞と、切ないメロディが印象的な失恋ソングです。
制作背景
RADWIMPSがインディーズからメジャーへと移行し、バンドとしての飛躍を遂げつつあった時期に制作された『RADWIMPS 4~おかずのごはん~』。このアルバムは、荒削りなエネルギーと繊細な感情表現が同居した作品として評価されています。
特に『me me she』は、野田洋次郎が自身の感情を深く掘り下げた楽曲の一つ。RADWIMPSの楽曲は、実体験や心情をベースにしていることが多く、この曲も彼自身の恋愛経験や、別れの記憶が反映されていると考えられます。
制作当時のRADWIMPSは、音楽性の幅を広げることに挑戦しており、アップテンポな楽曲と並んで、感情を静かに表現するバラードにも力を入れていました。その中で『me me she』は、シンプルなアレンジながら、歌詞とメロディの力だけで心を揺さぶる楽曲として生まれたのです。
「歌詞が先か、メロディが先か」について明確な情報は多くないものの、RADWIMPSの作曲スタイルから考えると、野田洋次郎がふとした瞬間に浮かんだ言葉やメロディをもとに、過去の恋愛の記憶をなぞるように作り上げた可能性が高いでしょう。
歌詞とタイトルの魅力
『me me she』というタイトルの意味と魅力
「me(僕)」×2 + 「she(彼女)」=僕と僕と彼女
「me」が2回続いていることで、主人公(僕)が自分自身を強く意識していることが伝わる。
失恋の痛みの中で、相手(she)だけではなく、自分自身とも向き合う物語になっているのが分かる。
特に歌詞の最後で「僕は僕を大切に思えたよ」とあるように、この恋は「僕」が「僕」を知るきっかけでもあった。
切なさと美しさが共存する歌詞
この歌詞の大きな魅力は、切なさの中にある温かみ
失恋の痛みや喪失感が全面に出ているけど、決して恨みや怒りではなく、感謝の気持ちで終わるというのが素晴らしい。
特にラストの
「この恋に僕が名前をつけるならそれは『ありがとう』」
という締め方が、ただの悲しい恋ではなく、愛の尊さを教えてくれた恋だったと感じさせる。
言葉選びの巧みさ
歌詞のフレーズがどれも詩的で、美しくて、胸に響くものが多い。
例えば、
「僕を光らせて君を曇らせた」
→ これは「自分だけが幸せになってしまったこと」を表している。恋愛のバランスが崩れたことを、光と曇りという対比で表現しているのが秀逸。
「こんなこと言って ほんとにごめんね 頭で分かっても心がごねるの」
→ 失恋しても、気持ちが整理できない心情がリアルすぎる。理屈では終わった恋だと分かっていても、心は納得しないという矛盾が胸に刺さる。
「さよなら」と一緒に教えて欲しかったよ
あの約束の破り方を 他の誰かの愛し方を
→ 「失恋した今、どうすればいいのか分からない」という無力感を感じるフレーズ。
でも最後の
「だけどほんとは知りたくないんだ」
で、やっぱり未練が残っているのが痛いほど伝わる。
未来へつながる視点
この歌詞はただの失恋ソングではなく、未来へ続く視点があるのが特徴的。
「僕が例えば他の人と結ばれたとして
二人の間に命が宿ったとして
その中にもきっと 君の遺伝子もそっと まぎれこんでいるだろう」
→ これがすごく独特な表現で、恋が終わっても、相手の影響はずっと自分の中に残るという考え方。
「完全に忘れることはできない。でもそれでいい」と受け入れているところが、他の失恋ソングと違って大人っぽい。
「暇つぶしがてら2085年まで待ってるよ」
→ すごくユニークなフレーズ「生まれ変わるのを待ってる」みたいにも取れるし、半分冗談みたいに言ってるのが切ないけどそれがまたいい。
完全な絶望じゃなくて、どこか希望を持たせる言葉になっているのが魅力的。
成長と自己愛
最後の部分が特に感動的で、
「僕の好きな君 その君が好きな僕
そうやっていつしか僕は僕を大切に思えたよ」
ここで恋愛を通して「自分自身を大切にできるようになった」と成長しているのが分かる。
誰かを愛することで、自分を愛することができるようになる。
これはすごく大切なことを教えてくれるフレーズです。
ファンの声
『me me she』は、聴く人それぞれの思い出や感情と結びつきやすい楽曲 だからこそ、多くの人にとって特別な一曲になっています。
SNSや音楽レビューサイトでは、こんな声が多く見られます

失恋したときに必ず聴く曲。歌詞が心に刺さりすぎて涙が止まらない

10年以上経っても、聴くたびに当時の恋愛を思い出してしまう

RADWIMPSの曲の中でも特にリアルで切ない。自分の気持ちを代弁してくれているよう
「過去の恋愛を思い出してしまう」という人が多い のがこの曲の特徴です。失恋の痛みだけでなく、「あの頃はこんな気持ちだった」「あの人は今どうしているんだろう」と、時間が経ってからも心に響き続ける のが、この曲の持つ大きな魅力の一つ。
また、RADWIMPSの楽曲の中でも、『me me she』は特に“言葉のリアルさ”と“感情のストレートさ”が際立っている ため、「まるで自分の心の中をそのまま歌詞にされたような気持ちになる」と共感する声も多く見られます。
ライブでの一体感もファンにとって特別なポイント です。観客が静かに聴き入り、サビでは感情を込めて口ずさむ光景は、RADWIMPSのライブならではのもの。失恋ソングでありながら、ライブでは「大切な思い出を共有する時間」のような空気感が生まれるのも、この曲の魅力の一つと言えるでしょう。
まとめ
この歌詞の魅力は、
✔ 切なさと感謝が共存する
✔ 詩的で心に響く表現が多い
✔ 失恋を通して成長し、未来へつながる視点がある
ただの悲しい恋愛の歌ではなく、**「恋が終わっても、愛は心の中に残り続ける」**というテーマがあるのが素晴らしい!
タイトル『me me she(君・僕・彼女)』も含めて、深い意味を感じる素敵な歌詞だと思います!
最後に
以上、RADWIMPSの名曲『me me she』についての紹介および解説記事でした。
今回の記事は、私が記事やネット上で調べた情報を基に、自分なりの解釈や考察を加えた内容です。この曲の魅力を少しでも伝えることができていれば幸いです。
RADWIMPSは、『me me she』以外にもこれまでに100曲以上の楽曲をリリースしています。ぜひこの曲をきっかけに、他の曲にも耳を傾けてみてください!
引用元一覧:
- RADWIMPS「me me she」 / ユニバーサルミュージック公式
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